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抜歯して後悔しないために

成功するインプラント治療とは?

インプラント手術の目的はフィクスチャーの埋入ではなく機能、審美の両面の改善であるため理想的にはトップダウントリートメントが望ましい
─Wikipedia フリー百科事典 デンタルインプラント

トップダウントリートメントとは?

歯科矯正治療というのはなぜ存在するのでしょう? 見た目でしょうか? 咬み合わせでしょうか?

もちろんそういう理由も矯正の目的です。しかし、最も重要なのは結果としてむし歯や歯周病にならないよう掃除がしやすいような状態になることなのです。

きれいな歯並びは、食事の度に食べものの流れである程度きれいになるようになっています。

これを自浄性といって、予防を支える最も重要なファクターの一つです。

そうだからこそこういった形態が何万年もかかって作られて今に至るのです。

このような歯並びを早期に獲得することが、最大の予防である(生涯にわたって歯を維持する)ことが先進国の一部では常識になっているために、そこではこどもが歯に矯正装置をつけているのがごく一般的な風景になっています。

矯正前
矯正前
矯正後
矯正後
歯を失う前の歯ぐきと失った後の歯ぐき
歯を失うと形が変わる
骨をつくってからインプラント埋入
インプラント周囲には天然の歯以上に骨の厚みが必要

インプラント治療のトップダウントリートメント

従って一から歯を作るインプラント治療においては、補われる歯のポジションが大変重要です。

インプラントを最適な場所に設置することこそが、その予後を決めるのです。

インプラントを設置しやすい場所では無く、理想的な位置へ。

このようなインプラントでできあがる歯の位置を中心にして治療を進めることを "トップダウントリートメント" とよんでいます。

実にシンプルでもっともなんですが、歯の周りの骨は、歯がなくなるとみるみる萎縮してしまうので、元々歯があったところ、もしくは理想的な位置にインプラントを設置することが実は大変困難です。

そこで、こういった事態を解決するために、骨の厚みを改善(造骨)してから、もしくは造骨と同時にインプラントの処置を行う必要があるのです。

さらに天然の歯は、骨との間にクッションのような組織が存在し、その中に血管や神経が走っていて歯の周りの血液供給を行っていますが、インプラントにはありません。

つまり血液供給では天然の歯よりも不利なのです。そのためインプラント周囲には天然の歯以上に骨の厚みが必要で、なおかつ、強い歯ぐきが必要なのです。

現代の埋入手術─ガイドサージェリー

インプラントの設置場所はこのように決定されるべきですが、術前に勘案される内容が手術に反映されなければ意味がありません。

そこでガイドサージェリーの登場です。

CTデータとお口の中の情報を特殊な方法で重ね合わせたシミュレーションから、精密なドリルガイドを作成します。

現在はこのプロセスで術前のCTシミュレーション結果を手術に100%反映させることが可能になりました。手術当日、術者は設置部位を神経質に気にすることなく、スムーズかつ短時間に手術が終了します。

(世界的原案は当医院院長の京都大学時代の研究による。)

歯を失う前の歯ぐきと失った後の歯ぐき
骨をつくってからインプラント埋入
骨をつくってからインプラント埋入
セデーションでリラックス

当医院における一回の治療時間は1時間半から2時間。

口を開けたままの長時間にわたる治療は辛いものです。

独自の鎮静法で半眠半覚醒状態になっていただき、治療を行っています。

嘔吐反射などで治療がむつかしい方などにもたいへん楽に治療を受けて頂けますので、お悩みの方は一度ご相談ください。